FXにおいて抵抗帯の見極めは非常に重要です。
と言うのも、
抵抗帯は多くのトレーダー達から利確ポイントとしても意識されるので抵抗帯付近ではチャートが動きやすく、
いずれブレイクされるとしても必ず2.3度反発されたりと一悶着あります。
また上位足の抵抗帯程Wボトムが発生していようが、エリオット波動3波であろうが跳ね返す力を持っています。
もちろん抜けることもありますがすんなり抜けることはないと思ってください。
ちなみに僕はその2.3度の反発を狙いに行くスキャルが得意です。
基本的にすんなり抜けていく抵抗帯はほとんどないと考えてください
抵抗帯とは?
抵抗帯は高確率で反発する場所と覚えておけば良いです。
抵抗帯を見極められるようになると、抵抗帯付近で勝率の高いエントリーや利確ができるようになります
さすがにこの抵抗帯は破られないでしょ
4時間足の抵抗帯にタッチしたから逆張りエントリー、サクッと5pipsほどで利確するか
高確率で反発するからその抵抗帯はエントリーポイントにもできるし、利確ポイントにもできるという訳です。
FXで勝つ為には抵抗帯は見極められるようになりましょう。
抵抗帯を見極められれば勝ちやすくなります。
特に秒スキャ分スキゃであれば、下記のようにリバ取りで勝率8割とかは普通に行きますので、スキゃ勢は抵抗帯を極めてください↓
上は記事を書いた直近のDMMFXでの約定履歴、僕のスキゃ手法は抵抗帯のリバ取が主流です。
意識される水平線は抵抗帯になりやすい
過去何度も抵抗された場所や、過去の高安の起点は未来でもその場所は意識されやすいので抵抗帯となります。
どの抵抗帯にも言えることですが、上位足の抵抗帯ほど強く作用し、トレンド転換ポイントになりやすいです。
そのためもしあなたのポジションが含み益が出ていてその先に4時間足、日足、週足レベルの抵抗帯があればさっさと利確する方が良いです。
下記は日足の抵抗帯に水平線を引いたものです↓
こういった抵抗帯付近でエントリーしたり損切りを置いたり利確ポイントの目安にしたりしていきます。
水平線の引き方については、何度も抵抗されている部分や高値を作った起点、安値を作った起点に線を引いてみてください、
その時間軸の水平線を引き終わったらその次に4時間足、1時間足、15分足、5分足と順番に水平線を引いていくと、トレードするうえでわかりやすいです。
こんな感じで水平線を引いていくだけです。
もちろん最初はどの水平線が意識されるかわかりませんが、経験を積むとどの水平線が抵抗帯になりやすいかが一目で分かるようになります。
抵抗帯として自分しか意識しない箇所に水平線を引いても意味がありません。みんなが意識する箇所に水平線を引きましょう。
トレンドラインは抵抗帯になりやすい
トレンドラインとは、トレンド相場で高値と高値、安値と安値同士を結んで引ける斜めのラインのことです。
水平線の斜めバージョンみたいなもんです。
トレンドラインは経験上斜め45度が一番抵抗帯として効力が強いです。
週足のトレンドラインですが↓トレンドラインに沿って反発して押し目を作り上昇しているのが分かりますよね
このようにトレンドラインも抵抗帯として機能しやすいです。
トレンド相場での移動平均線は抵抗帯になりやすい
移動平均線を使った抵抗帯の見極めは、トレンドがはっきり出ている時のみ有効です。
ちなみに僕が使っているのはSMA20(単純移動平均20)です。SMA20は世界中で表示しているトレーダーが多いのでそれだけ意識される移動平均線です。それ以外のテクニカル指標はいりません。
SMA21でもEMA20でもそんなに変わらないのでいいと思います。ただ誰も見ていないような数値に設定するのは良くないです。多くのトレーダーが意識する指標を使うのがポイントです
移動平均線の具体的な見極め方は簡単で、移動平均線が斜め45度程度で推移していると抵抗帯として機能しやすいです。
逆に移動平均線がヨコヨコしているときは抵抗帯としては弱いです。↓
トレンドが出ている時の移動平均線はそれが抵抗帯となり、押し目を作りながらトレンド方向に伸びていきます
多くのトレーダーが移動平均線で押し目を見極めてトレンドに乗ろうとするためこのような移動平均線が抵抗帯として意識されます。
なので下記チャートでは赤線のSMA20にタッチした瞬間に売り買いするだけです。最終的にはいつかはこの抵抗帯は破れますが、そのときは損切りすればよいだけです。
注意としては抵抗帯として意識される移動平均線は、どの時間軸の移動平均線かはその時の相場によって変わりますので、
今回は5分足の移動平均線が意識されていますが、1分足や15分足の移動平均線が抵抗線として意識されることもあります。
長期なら1時間足、4時間足、日足などです。
そのため移動平均線で抵抗帯を見決める場合、今現在のトレンド相場ではどの時間軸の移動平均線が意識されているかをまず見極めましょう。
とはいえ長期の時間足の移動平均線になればなるほど、必ずその場所で何回か反発されることが多いので、そのリバ取りで5pips狙いに行くような手法は使えます。
キリバン、ラウンドナンバーは多くのトレーダーが抵抗帯として意識する
キリバン、ラウンドナンバーは高確率で抵抗帯となります。
キリバンやラウンドナンバーとは、キリの良い数字のことです。
例)150円、150.5円、151円、151.5円とか
いずれはそのキリバン、ラウンドナンバーが突破されるくらい強いトレンドがあり、仮にブレイクする可能性が高いとしても、必ず一悶着ある場所です。
例)すごい勢いでぶち抜いた後一気に反転下落してきたり、キリ番にタッチ後すごい勢いで反発したり
多くのトレーダーが逆張りエントリーやそれまで含み益になって来たポジションの利確場所として意識するので、
売り買いが激しくなりとにかくボラが出やすい抵抗帯です。
なのでキリバン、ラウンドナンバー付近ではチャートが大荒れします。
順調に含み益が出ていたのであれば、こういったキリバンやラウンドナンバーの手前で利確したり、
逆にこういったキリバンやラウンドナンバーを背にエントリーしていくと損切りも設定しやすいですし、勝率も高くなります。
とはいえ最近のキリバン、ラウンドナンバーのリバ取りエントリーは難しくなってます。
少し前までは、ラウンドナンバーピッタリで跳ね返ったりしていたのに、最近は行き過ぎて反落してきたりすることが多くなったような気がする。
ラウンドナンバー、キリバンのスキャルは得意だったのに最近マジで嚙み合いません(笑)
きっとそういう相場なんでしょうね、手法に固執しすぎず臨機応変に相場に合わせた手法をとっていきましょう。
まぁわかっててもクセでエントリーしちゃうんだけどね
抵抗帯の下に損切りを置く
損切りポイントは抵抗帯の下に設定しましょう。
抵抗帯のすぐ下だと、一瞬突き抜けて損切りが狩られることもありますので、ある程度離した部分に損切り設定するのが望ましいです。
例えば、20SMAを使ったスキャルでは僕は下記のような赤線部分あたりに損切りを設定します↓
抵抗帯を把握したら、損切りポイントとエントリーポイントと利確ポイントが明確になり、
根拠を持ったトレードができるようになります。
最終的には抵抗帯は破られる場合もありますが、
少なくとも抵抗帯をバックにトレードをすれば勝率とリスクリワードは上げることができます。
ちなみに抵抗帯が破られてもポジション保有し続けるのはかなり悪手です。
というのも抵抗帯付近には多くのトレーダーの損切があり、またブレイクエントリー手法を取っているトレーダーもいるため、抵抗帯がブレイクされれば一瞬で大きな含み損を抱える場合があります。
そのため抵抗帯がブレイクされたら即損切りが望ましいです。
まとめ
基本的にFXのトレードは抵抗帯の見極めが一番重要です。
いかに抵抗帯を見極めて上手く立ち回るかになりますので、抵抗帯を使って根拠あるトレードを心がけましょう。