エリオット波動

【FX】エリオット波動で負ける理由と勝つ方法

3波だと思ってエントリーしたら途中で逆行してきた…

エリオット波動狙いでこのような経験をした人も多いと思います。

エリオット波動が出れば大チャンスですが、

エリオット波動を狙うばかりに無理やりこじつけでエリオット波動を数えたり、上位足や抵抗帯を無視してエントリーしまくると負けまくります。

そのためエリオット波動で負ける理由と勝つ方法を紹介致します。

エリオット波動で負ける理由

抵抗帯を把握していない

4時間足や日足、週足レベルの抵抗帯があると、エリオット波動の1波だろうが3波だろうがあっけなく抵抗されて逆行します。

FXでエリオット波動でトレードして負けている多くのトレーダーは、

抵抗帯を甘く見すぎている、もしくは環境認識が不十分で抵抗帯を把握していない傾向にあります。

この上げの強さなら上にある4時間足の抵抗帯も簡単に抜けるだろう

このように楽天的に考える負けトレーダーは多いですが、抵抗帯は勝ち組トレーダーの利確ポイントでもあり、大口トレーダーの逆張りポイントでもあるので、

仮に抵抗帯を抜けるにしてもかなりの横軸調整が必要になります。

4時間足、日足、週足となれば必ずと言っていいほど一悶着あります。

なので相場の抵抗帯はエリオット波動3波だろうが、その抵抗帯が強ければ強いほど簡単に跳ね返されます。

00や.50のラウンドナンバーも抵抗帯になるのでエリオット波動でエントリーする前にすべての抵抗帯を把握し、水平線で一目で抵抗帯が分かるようにしておきましょう。

抵抗帯に関しての詳しい解説は下記より↓

時間軸を固定してエリオット波動を数えている

5分足の3波でエントリー、でもすぐに逆行された…

このように時間軸を固定してエリオット波動を数えるとあっけなく逆行して負けることもあります。

FXはフラクタクル構造になっていて、5分足でエリオット波動上昇3波が出ていても、

上位足の4時間足では、下降2波の途中であれば、4時間足の下降3波に巻き込まれてあっけなく逆行することはあるあるです。

下位の足はいずれ上位足にのみ込まれることが多いです。

そのため時間軸を固定してエリオット波動を数えると負けやすいです。

ここで勘違いしないでほしいのが、下位足でエントリーするのが悪いという訳ではありません。

下位足は下位足のトレード時間軸、上位足は上位足のトレード時間軸があるので、上位足の時間軸の感覚で下位足でトレードすると大負けする可能性が高いということです。

負けトレーダーの多くがこの時間軸の感覚がずれているため一時的に含み益になっても、気がついたら逆行して一気に含み損になっている、と言うことが多いです

エリオット波動も同じで、下位足でエリオット波動のトレードをする場合は、上位足の環境認識や上位足のエリオット波動の把握は必要です。

無理やりエリオット波動をカウント

エリオット波動で負けている人あるあるなのが無理やりエリオット波動をカウントして、あっけなく負けることです

自分の都合の良いように

「次は3波だ!エントリーだ!」

というような無理ポジエントリーをしているから負けます

エリオット波動が機能するには多くのトレーダーが意識するようなきれいなエリオット波動じゃないと、多くのトレーダーのフォロースルーがありません。

多くのトレーダーが同じ向きを向いてエントリーするからこそ、トレンドが発生するわけですが

多くのトレーダーが認識しないということは相場に迷いが生じてトレンドが発生せず、無駄に乱高下する暴れた相場になったりします。

結果的にごちゃごちゃしたチャートになってエントリーして速攻で損切りに達して損切り貧乏になります。

そのため自分本位でエリオット波動をカウントするのではなく、大衆が意識するエリオット波動をカウントするようにしましょう。

そもそもエリオット波動は頻繁に出ません。

でればラッキーくらいでちょうど良いです。

エリオット波動で勝つ方法

波形が綺麗なエリオット波動のみエントリーする

エリオット波動は波形が綺麗なチャートでエントリーするほうが勝ちやすいです。

なぜなら、相場参加者の多くが

「エリオット波動が発生している」

と認識しやすいからです。

全員がバラバラな方向を狙うと、汚いレンジになったり方向感のない相場になりますが、

相場参加者が認識しやすい綺麗なエリオット波動が発生すると、多くの相場参加者がエリオット波動の原則に従ってエントリーしてきます。

そのため相場参加者が同じ方向を向いているチャートは綺麗なトレンドが発生しやすいですし、きれいなエリオット波動も発生しやすいのです。

エリオット波動のエントリー方法については下記にて詳しく解説をしています↓

エリオット波動3波のみエントリーを絞る

エリオット波動の1~5波すべてを取ろうとするのはリスクがあります。

そのため一番簡単で利幅が伸びやすいエリオット波動3波だけに絞ってエントリーすると勝ちやすくなります

エリオット波動の3波は、1波が出てから2波でフィボナッチ30~61.8%の間で押し目を作り、3波として伸びていくことが多く、

2波さえ見極めることができればエントリーはしやすいですし、

利確ポイントは1波と同程度で利確すればいいので、エリオット波動の3波のみエントリーするだけで勝ち続けることも可能です

逆に1波~5波全部狙ってしまうと、難しい場面でのトレードが求められるようになるため負けてしまう確率も高くなります

上位足と下位足でエリオット波動が重なる部分を見極められるようにする

いくらエリオット波動の3波でエントリーしたとしても、それが上位足で下降2波の押し戻りであれば、上位足の下降3波に巻き込まれて負ける可能性があります。

そのためエリオット波動でエントリーする場合は、上位足共にエントリー方向へエリオット波動が出ている部分を狙うと勝てるようになります。

上記のようにエリオット波動3波エントリーする場合は、上位足も3波中であることが確認できれば勝ちやすくなります。

まとめ

エリオット波動が出ればチャンスですが、

・自分都合でエリオット波動を数えたり
・抵抗帯を無視していたり
・環境認識が不十分であると、

いくらエリオット波動とはいえ負けることが多いです。

そのため、エリオット波動で勝つ為には下記の方法を実践して安定的にエリオット波動で勝てるようにしましょう

波形が綺麗なエリオット波動のみエントリーする
・エリオット波動3波のみエントリーを絞る
・上位足と下位足でエリオット波動が重なる部分を見極められるようにする

またエリオット波動が出たとしてもエントリー方法が分からなければ、勝つチャンスを逃してしまうため

下記記事でエントリー方法もチェックしておきましょう。

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