ILA VEE DUB というブランドを知っていますか

FINNAディレクターの佐々木です。

皆さまは ILA VEE DUB (アイラビーダブ)というブランドをご存知でしょうか。

nano・universeにてデザイナー 守矢 努(もりや つとむ)氏が、CDジャケットのデザインやアートディレクションの傍にステンシルやダメージ加工やカスタムワークを自ら施し、またコラージュを持ち味として、服に様々な要素をプリントしまくっていたブランドです。

ILA(通称アイラ)は2002年の夏に発足し、ファーストコレクションは実際守矢氏自らTシャツにプリントをしたり、GIベルトにドリッピングしたアイテム等を作成しており、当時の私はそのアイテム達を見た瞬間に「何だこれは!!!」と魅了されました。

どうしてもこのブランドを担当させて欲しいと会社に無理を言い、晴れて2003年よりilaの商品企画を担当出来る事となりまして、そこから約10年心血を注ぎ守矢さんと、また多くの協力者の方々と物作りに励ませて頂いた記憶は今でも鮮明です。

そして沢山の方々に愛されつつも、会社の方針変更により2011年にコレクションの発表を終了し、2013年を最後にがっちりと物作りをさせて頂く事も無くなってしまいました。

年月が過ぎ、守矢氏はアートディレクターとしてだけではなくステンシルアーティストとしても活躍の幅を広げられており、作品として作り上げられるものもさらに凄みを増しており、私はFINNAという場所で新しい購買体験や表現を模索していく立場となり、今の我々が作り出せる環境と感覚の中で、ilaの新しい形で表現出来ないかと守矢さんとお話しをさせて頂き、FINNAを介してブランド  ila vee dub を再開させて頂く事となりました。

我々が展示会という形でやらせて頂いていた年から既に9年以上時間が経っており、世の中のニーズや販売方法のあり方も大きく変化してきたと思います。

ただ大量に作成してばら撒くような作り方はしたくないという思いから、展示会等のスケジュールにとらわれずに渾身のプリントTシャツをじっくりと作ってみようという形になり、2020年の新作を発表させて頂く事となりました。

今回のラインナップについては、現在守矢氏が行なっているステンシルという技法では表現が出来ないグラフィックの種類やフォントサイズ、過去よりilaを支えて下さっていたプリント工場様のテクニックを駆使した形で守矢氏が今表現をしているアブストラクト(抽象画)作品を使用したグラフィックや、ドリッピングを使用したグラフィックや、FINNAの表現と合わせてボタニカルな柄とスプレー表現のコラージュであったり、大人でも着たいと思えるプリントTシャツという観点で構築をさせて頂きました。

少しづつ型数や展開を増やしていければ良いなと考えておりますので、ilaの事ずっと知ってるよ!という方も、全然知らなかったけど良いね!という方も是非我々の新しい表現をお楽しみ頂けたらと思っております。

今後の動きをぜひ楽しみにしていて下さい!