Agaveのすすめ | 用土・植え替え

agave

 

こんにちは。

本日はアガベの植え替え・用土についてお話します。

前回までの記事はこちら:「Agaveのすすめ | 水やり」「Agaveのすすめ | 日当たり
過去の記事はこちら:「Agaveのすすめ」「アガベの育成について

 

<土に関して> 2021年 5月26日 更新

アガベは湿度が低いの原生地の植物の為、乾燥した状態を好みます。
手軽に手に入る市販の多肉植物用の土でも育てることは出来ますが、発根の度合いや葉の元気さ、葉色の良さ、葉の開き具合の形の良さに影響を与えるため、ご自宅の置き位置や日当たり等に合わせて用土を選んで頂く事をお勧めします
市販されているブレンドされた多肉用等の培養土を使う場合は、ブレンド内容によっては軽石(小粒)や鹿沼土を混ぜ込むなどして水はけが良くなるよう調整しても良いと思います。

FINNAではBANKS Collectionの多肉植物や塊根植物用として配合された用土、「best soil mix」もお勧めしており、販売しています。

BANKS collectionさんが別注で作成してもらっている赤玉土は、表層30cmの腐葉土の成分を多く含んだ粘りのある原料を使用し、三本線の赤玉土よりも固く崩れにくいものを使用されています。
製造過程で丁寧に振るいをかけて徹底的に微塵を抜くことで、微塵によって起こる水路(みずみち)や根腐れのリスクを減らしています。
赤玉土を屋根の下でしっかりと乾燥させる事で充填した時の水分量を一定にしたり、軽石を水洗いした後に乾燥させたり、中間工程での用土アルコール消毒、あらゆる箇所に手間を惜しまずにかける事で出来上がった高品質培養土です。
最終的に発根を促す効果や、植物の成長を助ける効果がある活力剤を用土に浸透させた状態で充填されています。

3Lで約2千円と高い用土ではありますが、お求めになるお客様が後を絶たません。

ご自宅で土の配合や微塵を振るうのはは現実的ではないという方、植物育成初心者の方、枯らしたくないコレクション株の為に土を選ぶ方は特にお勧めです。

お客様の声として
・この土に植えたグラキリスだけ冬に休眠に入らなかった
・グラキリスの発根や葉の出方が違いすぎたので、この土以外で植えられない
・アガベの根腐れやトラブルが減った
・アガベ の葉の色が良くなり、成長点の太り方が変わった
などの声をいただいております。

アガベに使用される場合は軽石を混ぜる等して更に排水性や乾きやすいように調整される事をお勧め致します。
※特にチタノタなどの動きや成長の速い品種は保水力がありすぎると徒長の原因になりやすい為、ご自宅の環境に合わせて用土を調整して下さい。

 

 

 

優れたブレンドの土は、主根と細根のバランスが良く伸びますので、結果的に葉も元気に育ちます。
根腐れを防ぐためにも排水性と保水力のバランスがポイントとなります。

宅内での育成や日当たりや風通しが悪く土が乾きにくい環境の場合は軽石や鹿沼土の配合を上げるなどして、土が乾きやすいよう調整する事をお勧めします。
逆に保水力を高めなければいけない場合は赤玉土の配合量を増やす等して調整を行って下さい。
土の粒の大きさにも種類がありますので、それらを効果的に混ぜる事でより育成環境にあった土をブレンドする事が可能になります。

参考に配合率を記載致しますが、用土にはこれが正解ということはありません。
FINNAの店頭では根腐れを起こさない為にほぼ軽石で管理している株もあります。
お家ごとのベストバランスがありますので参考までにご覧下さいませ。

■配合に使用する土の種類
・赤玉土(小粒) ※硬質なタイプをお勧めします
・鹿沼土(小粒) ※硬質なタイプをお勧めします
・軽石(小粒)
・くん炭やココピート(チップ等)

■配合率参考バランス
・赤玉土 4
・鹿沼土 2
・軽石(小粒) 3
・ココピートチップ 1

ベースとしてもっとも基本となる土が赤玉土です。
赤玉土だけで育てているという方も耳にしますが、水やりの調整や品種の特性を理解している方でないと型を崩す原因となりますのでお勧め致しません。
安価な赤玉土は水やりの都度に粒が崩れしやすく、崩れた土が固まり粘土状になると土が乾きにくくなったり、水路が出来やすくなり根腐れの原因になります。
赤玉土には粒の大きさ以外にも硬質な種類が存在します。
(二本線、三本線、焼赤玉と呼ばれるものが硬質タイプのものになります)
土が固い事で根が土にぶつかった時に、根の分岐を促してくれたりと、鉢の中の少ないスペースでより多くの根を出す事につながります。
メリットが沢山ありますのでご予算に合わせて極力硬質な種類のものを手配して下さい。
(鉢が大きい場合は特に硬い土を使用しないと。植え込みした土と株の重さで崩れやすい為注意して下さい)
今回混ぜ込む用土の中で最も保水力が高い土の為、日当たりが良い、風通しが良いという方は多めでも良いかと思います。
赤玉土自体には肥料の成分を含んでおらずpHは5.0~6.0の弱酸性とされています。

続いて鹿沼土ですが、非常に崩れやすい土になりますので極力硬質なタイプもありますので極力硬いものをお勧めします。
また安価な用土になると粒の大きさにもばらつきがありますので、ふるいをかけ大きすぎる、また細かすぎる土は選別して下さい。
赤玉土と比べて保水力が低い為、より乾きやすくしたい場合はこちらを配合率を上げて下さい。
pHは4.0~5.0の酸性とされています、土壌を酸性に振りすぎたくない場合は配合量を減らすか、苦土石灰を混ぜ込むなどして調整を行なって下さい。

軽石(小粒)、こちらは排水性と通気性を高める為に配合します。
地植えや育成環境が日当たりや風抜けが悪い場合は軽石の配合率を上げて調整を行うと根腐れなどのトラブルが減ります。
土の乾きがかなり良くなりますので、水やり頻度等のバランスを見ないと外葉が枯れやすいのでご注意を。
微塵がかなり含まれる種類の用土になりますので、配合前に水洗いして微塵を落としたり(水洗いを行う場合は必ず配合前に乾かして下さい)
ふるいをかけて綺麗な状態にしていただく事をお勧めします。

最後にココピート(チップ)、こちらはくん炭等でも良いのですが土のphを酸性にさせすぎない事や、土の固形化防止や土壌改善、保水性の調整の為に加えます。
1割よりも少なくても良いと思いますが、お好みで配合率を調整してみて下さい。

 

★FINNAおすすめ配合時のポイント
土を混ぜる際にお勧めしたいのが、しっかりとふるいをかけて微塵を取り除く事です。
また混ぜ合わせる際はムラが出ないようにしっかりと混ぜて下さい。
微塵は植え込み後の最初の水やりで、鉢底から出る水の色が透明になるまで微塵抜きを必ず行って下さい。
用土配合前のふるいで微塵を落とすことによって根腐れを中心としたトラブルは大幅に減ります。
是非ご自宅で行える方は実施してください。

 

 

<植え替え・植え付け>

アガベの植え替えは真夏・真冬を避け、春から初夏にかけた暖かい日に行ってください。

秋の植え替えもできますが、その場合はなるべく気温が高い日を選ぶなどして、できるだけ暖かい時期にする方が良いです。
植え替えるタイミングとしては1〜2年に1回程度が目安です。

元の大きさよりも1サイズほど大きいサイズの鉢に植え替えをします。あまり大きすぎる鉢に植えると、水はけが悪くなってしまい株に良くないので気をつけてください。
アガベの根は直根性で下に伸びていきますので、深さ(高さ)のある鉢だとより良いと考えられています。

枯れた下葉は株を傷つけないように丁寧に取り除きます。
根についた古い土はなるべく落とすようにしますが、白い根が傷付いたり切れたりしてしまうと生長が鈍ってしまうことがあるので無理のない範囲で土を落とします。(3分の1程度土を落とすイメージで作業して頂くと良いと思います)

触って簡単に取れる根は古い部分なので取り除いてください。

植え替え後は株にストレスがかかった状態なので明るい日陰に置きます。(葉焼け等が起こりやすい状態です)

徐々に日当たりの良い場所に移動させて、日光に慣れさせます。

 

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次回のブログではアガベの管理場所に関してお話したいと思います。

 

FINNAでは上記でご紹介した培養土のほかにも、活力剤や様々な種類のアガベや塊根植物などご用意しております。

ぜひご覧くださいませ。