Agaveのすすめ

Agaveのすすめ

本日は ” Agave (アガベ)” という植物をご紹介します。

テキーラやアガベシロップの原材料としてご存知の方も多いかと思いますが、
今回は食品としての切り口ではなく、観賞用としてのアガベとそのルーツ、
そしてその大きな魅力をお伝えします。

「アガベって何?」

南アメリカ北部や北アメリカ南部、中央アメリカを主な原産地とする多肉植物です。

多肉植物と聞くとサボテン???となりますが、サボテンでは無く、近い品種はアロエになります。

水分を貯め込める肉厚な葉がロゼット状に中心から展開して広がっていきます。

葉先とエッジには鋭い刺(トゲ)が付いており、刺の色や長さは、
葉質や葉の形状など品種ごとに個体差があります。

世界中で栽培されており、品種を交配させる事で年々新しい品種が生まれています。

まだ名称の無いハイブリッドアガベ (オカフィ × イシスメンシス)

「サラブレッドのように良血統を選抜し交配させる」

ナーサリーと呼ばれる農園で、観賞用として育てられているアガベは、大量に育てられた株から
色や型が良いものや、トゲ等の特徴が強く出たりしたものを選抜されていきます。

それはまるで走る速さを追い求めて交配され続けているサラブレッドのように、
良型の品種を選抜し続け、良血統同士の株を交配する事でさらに特徴を強く出し鑑賞用として価値を高め続けています。

多くの品種を収集するようになりますと、同じ品種でも形や特徴が違うケースが増えますが、
その多くが良血統の選抜株のものとそうでない株であるパターンです。

コレクターの方にとって、良血統である事が重要な要素の一つと言えます。

「彫刻的な美しさは、部屋でも庭でも」

選び抜かれた株は葉数も多く上から見ても横から見ても美しく、見る角度で違った美しさを楽しめ、
鉢の置き位置や、庭への植え込みの位置でまったく違った印象で飾ることが出来ます。

まるで緑色の彫刻を飾るように、造形のアートをご自宅に飾る事をイメージして下さい。

とても立体的で、そこにあるだけでお部屋やお庭の印象を変える事の出来る植物です。

「花が咲くのは一生に一度だけ」

長年大きく育てた株の中心が通常の展開や徒長(とちょう)とは違う形でぐんぐん伸び、
とても珍しいアガベの花を咲かせます。
品種によっては花が咲いた後に根元に仔株(こかぶ)と呼ばれる小さな分身が生えてきたり、
咲いた花が受粉して種を残す事で遺伝子を残していきますが、
大きく育ったその株自体は花が咲いたら枯れてしまいます。

” 一生に一度だけ ”  花を咲かせる品種です。

サイズの大きい品種においては、花の高さが10数m程度まで伸びる品種もありますので、
育成の末には大きなイベントが控えている事も特徴の一つです。

他品種と交配するチャンスは、花が咲いている時期だけになりますので、
他品種の花粉を持っている方と連絡を取り合い、
自身で新しい形のアガベを作り出す楽しみもあります。

「自分で育てる楽しみ・変化を見れる楽しみ」

現在多くの植物愛好家の方々が、レアプランツのアガベや塊根植物育成を楽しんでおり、
お気に入りの鉢との組み合わせによる魅せ方や、日の当て方や温度管理による成長を調整し、
良型を保つ為の育成方法を模索する面白さがあります。

自分の家や庭の環境に合った育て方や土のブレンドを見つけ、
狙い通りの形に育って葉を展開させていく様はある種の喜びがあります。

「自分の好きな品種を見つける」

F I N N A ではアガベの産地として有名なカルフォルニア産の、良型やレアプランツと呼ばれるに
相応しい希少性の高い輸入株を中心に取り扱っております。

一口にアガベと言っても200種以上の品種が存在していると言われております為、
色々な種類をご覧になりまして、是非お気に入りの形や品種を見つけて下さい。